11月12日(日)後藤誠子さん講演会 開催報告

2023年11月12日(日)後藤誠子さん講演会

息子さんの不登校ひきこもりをきっかけに生きづらさを抱えた人たちと地域をつなぐ活動、不登校ひきこもりの親としての講演やコミュニティFMでの発信、岩手県で居場所づくりをしている後藤誠子さんをお招きして、
「不登校の話を明るいところで 不登校ひきこもりの親が幸せな理由~次男と歩いた道~」講演会を開催いたしました。

現地会場33名、オンライン23名の方にご参加いただきました。

飾らない話し方や雰囲気に、みなさんいつのまにか後藤誠子さんのお話に入りこんでいき、時には涙している方も。聴いた方々の心に響いた講演会となりました。

最後は質疑応答で会場の方とオンラインの方からの質問にもアドバイスいただきました。

後藤誠子さん、そして参加のみなさま、ありがとうございました!

たくさんの感想をいただきました。写真の下に載せておりますのでぜひお読みください。

たくさんの感想をいただきました。ご紹介いたします。

今回沢山の気づきがありました。子供の目線に立ってみているつもりですが、もう一度よく今を見てあげようと思いました、ありがとうございました。

飾らない言葉で自身の体験を聞かせていただき、とても心に残りました。大人が思う学校の位置付けを変えていければ、みんなが生きやすくなるのかなと思いました。学びの機会はどこにもいつでもあって、選べる世の中になるように何かしていけたらと思います。

本当に素敵な講演会でした。いろいろと考えさせられる講演会でした。

今、社会問題となっていて、私にできる事は何だろうと常々思っていました。私の考えも、とにかくおかあさんが安心できる環境だと考えております。が、一方で、おかあさんの強さが子どもを追い込んでいる所もあり、安心な環境に気付けない、ひとりで何とかしようと思う人にどうしたら届くのか・・・そんな事を考えながらきかせて頂きました。

子どもの優しさ、健気さに気付いてほしいですね。

先生のお話を聞きながら自分を振り返る事ができました。親子関係の在り方を考えるとても良い機会になりました。

心打たれました。

回りの大人の意識が変わる活動をつづけなくてはですね。

後藤さんのお人柄や次男さんの笑顔がとても素敵で参考になりました。オンラインはありがたいです。

子どもが引きこもりになった時の、率直な感想など聞けたのでとても参考になりました。

部屋から出たくなかった気持ちや、当事者の気持ちも聞くことが出来て良かったです。

講演の内容が講師ご自身のリアルな経験の話しであり大変興味深く聴講させて頂きました。息子さんの子育ての過程での気づきの話しはとても共感できました。

本日は素敵なお話をありがとうございました。あっという間の1時間30分でした。

不登校、ひきこもりの話を明るいところで、という後藤さんの活動を応援したいと思いました!

素晴らしい講演会をありがとうございました。やはり、直接話を聞けるのは、ほんとにうれしいことです。後藤先生の次男さんの写真や動画に心をうたれました。後藤さんが次男さんのことだけでなく、今、ひきこもっている子どもたちや、子育てをしているお母さんお父さんの息苦しさを、うけとめて、それを世の中に、なんとしても伝えよう、としているのが、ばんばん響きました。

毎日の、不安や、はり積めてる気持ちがゆるまり、感謝でいっぱいです。

引きこもりと聞くと「いけない事をしている」「学校に行かなければならない」と考えてしまっている人が多いと思うが、好きで引きこもっているわけではないことや引きこもっているからといってやりたい事がないわけではない事がわかった。小学生の頃、不登校のお友達の家にお迎えに行ってくれと言われた事がありました。その時の私は「一緒に行こうよ」とその子に声をかけましたが、その子はどんな気持ちだったのかなと考えました。

後藤さんは悩みながらも次男さんのことを考えて子育てなさって今があるのだなと尊敬します。我が子が大きくなって同じように悩む事があったとしたら、次男さんのように笑顔でいられることを第一に考えてあげたいと思います。

ある言葉が心に響きました。親も含めて完璧な人間などいないんですね。小さい子供を育てており、毎日忙しく過ごしていますが、私も子供たちもそれぞれ生きがいを感じる人生を送れたらと思いました。

不登校の子どもに対しての親の関わり方が、その気持ちの揺らぎと共に語られて、分かりやすく、感動的な講演でした。

我が子が学校に行けなくなったとき、「休んでいいよ」「学校に行くだけが全てではないよ」と伝えてきました。そして、家族は変わらず日常を過ごすようにしてきました。母も用事があれば出かけました。(もちろん子どもの安全を確保した上で。)その時、周りからの「子どもが休んでいるのに、一緒にいてあげなくていいの?」「なんで子供を置いて出てきたの?」「早く帰ってあげなよ、かわいそうに」という言葉が、一番私を苦しめました。けれど、後藤さんの「親とこどもは別な人間」「親も好きな事をしていい」という言葉に、とても励まされました。あの時、子どもの直ぐ側にいて、ずっと向き合ってきたら、母の心も壊れたと思います。「なんでみんな、そこをわかってくれないんだろう?」とも思いました。でも、どこかで間違った選択をしているのだろうか?とも思ったり…。今日のお話を聞いて、母の心が壊れないために、良い選択だったのだと思えました。我が子の事はまだまだ先が長そうですが、家族が明るく過ごすこと、息子の事も明るく話すこと、これからも続けて行けるよう、今日のお話を、心の栄養にしていきたいです。

息子が小学5年生の秋から不登校です。現在中学1年生ですが、未だに行かない日の方が多いです。不登校の原因は生活環境がかわったことだとわかっているので無理に登校させることはしませんでしたが、後藤先生のお話を聞いて当時の私はやはりどこかで学校に行かせようとしてた事を思いました。私も過保護になりすぎた部分もありましたが、中学生になったことで私も自分のしたいことに目を向け、あまり息子にかまいすぎないようにした所、息子も自分の意見を出すようになり私としては嬉しい変化です。このタイミングで先生のお話を聞け、私の行動は間違っていないのだと思えましたし、親の心の余裕やゆとりはとても大事だとも感じました。

大変為になるお話をありがとうございました。

実子の体験から得られたお話しでしたので、臨場感が伝わり90分の時間を忘れる様に引き込まれました。これから子どもたちと接し親御さんから相談される際には、参考にさせていただきたいと思います。

後藤さんの壮絶な体験があり、今幸せと言える強さに救われました。

後藤先生のお話が聞けて本当に良かったです。ありがとうございました。

とても素敵なお話でした。私も今年の4月から居場所を地域で作っています。メモさせていただきました。後藤さんYouTube登録しました。

私も、よく似た体験をしていたので、とてもお話が心に響きました。親子で活動されているというところは、特に関心があります。

経験談というのは、ものすごい説得力で、インパクト大でした。我が子は不登校にはなりませんでしたが、母という同じ立場て、気持ちがわかることも多くありました。同じ状況におかれたら…自分だったら?と問いながら、お話しに引き込まれました。

多くの方に聞いてほしいです。

人と繋がっていることの大切さをしみじみ感じました。

子どもたちが今抱えていることの多さも、次男さんを通して改めて実感できました。

どうしても、大人が満足するような選択をさせてしまいがちですが、子ども自身が無理せず納得して進める道を、一緒に探していけたらと思います。

後藤さんは子どもに対して目や気持ちが行き過ぎていて、子どもが生きづらさを感じていたと話されました。そしてお母さんが自分の為にやりたい事、楽しいと思える事をやる事で子どもも変わっていったと…反対に子どもに対して理解していると思い込み、子どもから逃げて外に出て仕事や活動をしている人もいるのではないかと感じる事があります。

今回、初めて不登校の講演会に参加しました。泣いて嫌がる娘を先生に預けて仕事に行ったこと、学校に行って欲しくてオモチャを買い与えたこと、何で自分だけこんな目にあっているのかと思っていたこと…先生のお話は、正に私の通ってきた道と同じでした。ただ、当時は何も分からなかったので、随分酷いことをしてしまったし、1人で抱え込んで頑張りすぎてしまっていたと思います。もっと早く誰かに頼ることが出来ていたら…

先生のお話を聞いていると、不登校でも引きこもりでも、先回りせずに子どものしたいことを応援するスタイルで大丈夫だと確信出来ました。そして、私も自分の好きなことを諦めなくていいんだと思いました。

落ち着いてきて色々なことが見えてきた今、自分の経験が、同じように行き渋りや不登校その他悩み苦しむ誰かの役に立てたら…と思っています。

田舎に住んでいるので情報も居場所のような所もなく、私自身がまだ親の会に出会えていません。今回こちらで親の会があることを知りました。近いうちに参加してみたいと思っています。

親としての、心情や関わり、行動など正直に飾らずお話いただき身近に感じる事ができました。不登校とはならなかったものの様々な面で心配や戸惑いは常にありました。子育て中に聴けたならと思いましたので、今、子育て中の多くの人に聴いて貰えたらと思います。

ひきこもり、不登校という、どうしてもネガティブに捉えてしまい、なんだか特別視していた自分に気付かされました。何も特別な事ではなく、出会ったら世間話をするような、オープンな雰囲気になるといいなと思いました。

引きこもっていても、不登校でも、親と子、それぞれの人生、という言葉にとてもハッとしました。子に干渉し過ぎず、私の人生を楽しんでいるところを見せたいと思います。

とてもためになり、心に響きました。

後藤さんのお話にたいへん励まされました。「ひとりじゃない」と思えることが嬉しかったです。(我が子は不登校)

これからの時代、もっと不登校は増えていくと思っています。もちろん今までの時代も、表に出ることが少なかっただけでたくさん困っている方々がおられたわけで。。。本当に深刻で重要なことだと思っています。今後の子育て、いつか復帰するかもしれない仕事(保育)にも活かしていける内容で、涙を流しながら聴いていました。自分もいつかおとずれるかもしれない不登校問題、そして自分の周りにも起こりうるかもしれないですよね。その時、誰かの手を救ってあげることができたらいいなと、救うなんておこがましいけれど寄り添える心を持てたらいいなぁと思います。本当に素晴らしい講演会をありがとうございました。

引きこもり当時の詳しいことや辛かったことなどお話いただき、ありがとうございました。登校が難しい子との向き合いかたが少しだけ理解できたと思います。今後の活動では子どもはもちろん自分の在り方にも考える機会をいただきました。

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後藤誠子さんのブログでも今回の講演会についてご紹介いただきました。

誠子さんのYoutubeチャンネル登録もよろしくお願いします。